第117回 人事制度研究会のご案内(リベラルアーツプログラム③)
日本人材マネジメント協会 人事制度研究会では、人事制度(等級制度、報酬制度、評価制度)の構築や運用、管理職評価スキルなどの人事評価制度領域をはじめ、キャリア、人材育成、組織マネジメントなど関連する領域もターゲットとしております。
メンバー発表によるケース演習、ゲストスピーカー講演、ディスカッション等を通じてこうした領域についての知見を深めています。
第117回人事制度研究会は以下の日時にて行います。
■日 時2025年8月21日(木)19:00~20:30
■会 場:Zoomを使用したリモート開催です。
参加お申込み頂いたみなさまには別途アクセス先をご連絡致します。
■概 要:
・主催者:岡田英之さん(JSHRM執行役員・人事制度研究会主催)

・登壇者:岡山商科大学 法学部 准教授 田中 将人先生

1982年広島県生まれ。2013年早稲田大学政治学研究科博士修了修了。博士(政治学)。専門は、政治理論・思想史。高崎経済大学・拓殖大学・早稲田大学非常勤講師を経て、岡山商科大学法学部準指導単著『ロールの政治哲学――常識の神義論=正義論』(風行社)
■テーマ:組織・人事マネジメントにおける能力主義を問い直す
~リベラルアーツ的視点から考えてみる
企業を取り巻く環境は、VUCAの時代に相応しく、変化スピードが速まり、不確実性が高まっています。経験則やベストプラクティス(唯一解)が存在しない状況で、模索している経営者やビジネスパーソンが多数存在します。人事の世界でも同様です。少子高齢化による労働力人口が急減する時期を想定し、優秀な人材の確保、育成を課題とする企業が増えています。社員の能力を適正に評価し、適材適所を実現することが人事マネジメントの基本です。しかしながら、能力とは何なのか?知識、経験、スキル・・・。能力主義、成果主義、メリトクラシー・・・。これまで組織、人事の現場で様々な言葉を使ってきましたが、どこか空虚で腹落ちしない感じがします。
そこで、今回の研究会では、リベラルアーツプログラム③ということで、登壇者田中将人先生の最新著『平等とは何か』の特に第3章をベースに、組織・人事マネジメントにおける能力主義の本質について、リベラルアーツ的視座から考えてみたいと思います。
参 考:『平等とは何か-運、格差、能力主義を問いなおす』 中公新書 田中 将人 著
■定 員:最大20名とさせて頂きます。
■参加費用:無 料
*参加希望の方は、8/20(水)までにFacebook参加フラグか下記URLより申込みお願い致します。